ハセツネ(日本山岳耐久レース)の装備について、初心者向けにオススメのものをまとめてみました。
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- ハセツネに初出走する方へ
- バックパック
- シューズ
- レインウェア(防寒具)
- アンダーウェア
- ライト
- ストック
- 参考:ハセツネの競技規則とは
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ハセツネに初出走する方へ
こんにちは。僕は35歳にして、トレイルランニングを始めました。そしたら楽しいこと楽しいこと。もともとドMな性格なので、肌にあったようです。
トレランやっていると、やっぱりエントリーしたくなるのは日本の歴史あるトレランレース「ハセツネ」ですよねー。
そのハセツネについて要点を簡単にまとめると…
● 東京の奥多摩で毎年10月に開催
● 71.5kmの山道を24時間以内に完走
● 累計獲得標高4,800m
● 補給は、中間地点で水かポカリ1.5Lのみ
● 昼スタートなので必ず夜間走がある
こんなとこでしょうか……
僕が初めて出走したのは2016年(第24回大会)。マラソン経験もないような人間が、いきなり70kmを超える距離を走ることに挑戦するなんてかなり無茶苦茶でしたが、なんとか16時間で完走することができました(笑)。
とはいえ、もともと心配症である僕は、ハセツネに出走が決定してからは、事前に色々と準備しましたよ。
で、準備をするなかで、一番迷ったこと。それは……
装備。
これに尽きます。色々と調べるんですけど、なかなかコレといって参考になるものがなかったんですねー。
ということで、当時の僕と同じような心境である
● 初完走することが第一目標の一般ランナー。
● 完走時間は、完走順位が真ん中の16~18時間狙い。
そんな方に向けて、僕の実体験をもとに装備を解説していきます。
もちろん平均年収サラリーマンなので、あまり値段高いものは買えません。トレイルランや登山用品とか、上を見ればキリがないですもんね……。
僕の場合は、基本コスパ重視。この視点でトレイルランニングギアを選んでいます。簡単にいえばエントリーモデルですね。僕のように趣味にまわせるお金に余裕が無い方は、参考にしてください。
内容は、今後も追加して充実させていきます。
なお、購入は当然総合ネット通販サイトが安く購入できます。詳細な商品の仕様や他の方のレビューなども参考に購入するのをオススメしますね。
バックパック
まず、バックパック。70kmを走破するために何Lくらいの容量がちょうどよいか本当に迷いますよね。これで携帯できる全体量が決まるので、バックパック選びは非常に重要な作業です。
バックパックの容量を選ぶ際に基本となる考え方なんですが、走力がある人ほど、完走時間が短く、水や行動食を削ることが可能なのでバックパックの容量を小さくできます。走力がない人は、逆ですね。携帯する水や行動食が増えるため、当然バックパックの容量は、大きめのものが必要となります。
ということで、一般ランナーにオススメしたいのは、12L程度のものです。
サロモン ADV SKIN 12
やっぱサロモンですよねー。僕も、もちろん持っていますが、これが一番のオススメでね。ぶっちゃけた話、実際にハセツネの出走者の着用数がかなり多いです。たぶん一番多いんじゃないかな。一言で言えば、ハセツネエントリーモデル。迷うならサロモン一択。コレで決まりですね。もちろん、使い勝手も抜群です。
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アルティメイトディレクション AK MOUNTAIN VEST 3.0
こちらの容量は11L。アルティメイトディレクション。これも着用しているランナーは多いですよねー。僕の友人も使っています。なんといってもデザインがカッコイイ。僕も次にバックパック買うならアルティメイト買おうと思っています。といっても、まだまだサロモンがヘタらないんで、先のことになりそうです。
ちなみにトップランナーは、6L程度のものを着用していますが、一般ランナーにはオススメしません。なんせ全体の完走者のピークが16~18時間に対して、その半分の7~8時間で完走しますからね。そりゃ容量も半分になるわっていう話です。
でも逆に、走力に自身がないからといって、それ以上の容量を選ぶのもあまりオススメはできません。走ると荷物が揺れるし、そもそも重くなりすぎれば、スピードに乗って走ることが出来ないからです。
ということで、基本的に12Lの容量があれば、一般のランナーは十分満足できると思います。
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シューズ
シューズは、本当に好みによると思うんですが、僕が愛用しているのは、国内メーカーであるアシックス(asics)のシューズですねー。まあ、他のブランドでいけば、MONTRAIL、SALOMON、HOKA、inov-8、LA SPORTIVA、ALTRAあたりが有名かと思いますが……。
アシックス GEL-Fuji
アシックスGelFuji。Gel Fujiといってもシリーズがいろいろとありますが、僕がトレイルシューズで初めて買ったやつがこれ。アシックスを選んだ理由は、世界的に有名なトレイルランナー山本健一さんも愛用するブランドであること、値段もリーズナブルということですね。ちなみに山本健一さんは憧れのランナーです。本人のフェイスブックでもアシックスのトレイルシューズをご紹介されてますね。
このGelFuji。ガシガシを履き倒しているんですけど、非常に丈夫でへたらないんですよ。次は、アルトラを購入すると思いますけど、これもまだまだ先になりそうです(笑)
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レインウェア(防寒具)
レインウェアは、本当に走者の考え方で違いが出てくるところですね。装備の取捨選択。これがハセツネの難しさでもあります。それではまず、オススメから。
モンベル バーサライトジャケット
とにかくトレランは、重量が走力に最も影響するので、軽量(168g)でバックパックへの収納性が高いこのモンベルのバーサライトは正義そのものですねー。防風性も高いので、全体的にコストパフォーマンスが優れたウェアだと思います。
ただ、生地が薄いので、防水性という点では、少し頼りないところもあります。え?完全防水じゃないの?って心配する方も多いかもしれませんが、ぶっちゃけ雨天時は、走っていたら汗で内側が蒸れて濡れてしまうんですね。なので僕はあまり重視していません。それよりも、後で紹介するアンダーウェアはマジでこだわりましょう!僕はこっちの方が優先順位高いです。
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モンベル ストームクルーザー
それでも、すぐ濡れるのなんてイヤやッ!なんて人は、少し重量が重くても、しっかりしたレインウェアをオススメします。コスパに優れたモンベルのストームクルーザーなんかどうでしょう。もちろんGORE-TEXだし、登山始める方にオススメのエントリーモデルです。
かくいう僕も、実は初めてのハセツネに持っていきました。ただ、重いし、かさむというデメリットは大きいですねー。ただ、何かあった時の安心感はあります。当然、生地が厚い分、防寒性も高いです。
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アンダーウェア
レインウェアがしっかりしてりゃいいじゃん。アンダーウェアって、こだわる必要あんの?っていう人もいるかと思いますが、ハセツネ…いや、トレランするなら、これマジで必須ですよ。絶対着たほうがいいです。本当にオススメしたい。
ファイントラック パワーメッシュ
ざっくり簡単に説明すると、汗冷えしないアンダーウェア。仕組みとしては、
● 肌にふれる内側は、汗を即座に外側に吸い上げる。
● 外側は、撥水性が半端ないので、吸い上げた汗が内側(肌)に戻ってこない。
● 当然、雨天時でも外側でブロックする。
ということで、肌が常にドライな状態に保たれるという超絶すごいウェアなんですよ。なので、山での夜間走というこの特殊な環境には、うってつけなんですね。低体温症のリスクもかなり軽減されます。僕もハセツネで着ましたけど、本当にその効果を実感しましたね。もうこれ無しには、走れないレベル。
公式の製品動画もありますんで、是非見てください。感激しますよ。
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ライト
次に、ライトです。ハセツネは、昼の13:00からスタートなので、トップランナーを含め、全ての出走者に夜間走があります。そして、コース上には多くのヤセ尾根のシングルトラックがあるため大変危険です。足を踏み外せば、数メートル滑落する場所が沢山あります。
といっても十分に注意しながら通過すればなんてことありませんが、夜間走は体力の消耗、集中力も低下してくるので、当然、滑落の危険性が高まりますよね。実際にハセツネで滑落した現場を目撃してしまいました(汗)。
ということで、ライトは、危険から身を守るために必須のアイテムです。
ライトがないと完走なんか無理なので、予備ライトを含め、ハセツネ出走者の多くは、2灯のライトを装備して走る人がほとんどだと思います。装着する場所としては、
● 頭と腰
● 頭(又は腰)と手
の2パターンですね。要は、先を照らす用と、足元を照らす用といったところでしょうか。ちなみに僕は、頭に装着すると頭痛がひどくなったので、腰と手に装着しています。このへんは個人の好みになると思います。
さて、少し長くなりましたが、オススメのライトをご紹介します。
ジェントス ヘッドウォーズ HW-000X
ジェントス。いいですねー。僕はこれを腰に装着しています。
ライトと言えば、有名なブランドにペツルとかブラックダイヤモンドがありますが、1~2万円もするようなものばかりで、値段が高いんですよね。ぶっちゃけライトの性能は値段に比例します。お金に余裕があれば、そういったものを購入してもいいんじゃないですかね。
逆に、ライトなんて普段は全く使わないし、僕の様にあまり装備に高額な金額をかけることを渋ってしまう方には、このジェントスがオススメです。金額も安いし、明るさも最大300ルーメンあるんで申し分ありません。
僕の中でのハセツネエントリーモデルですね。実際、多くのトレイルランナーが使用しています。頭の上部を支えるバンドは、簡単に着脱可能なので、腰に装着することもできます。値段も安いので壊れてもすぐ買い換えることもできるし、まず買って損はないでしょう。
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ジェントス LED MG-186R
同じくジェントス。これはハンドライトです。一見デカそうに見えますが、直径約3.5cm×長さ約14cmなので、すっぽりと手に収まります。こんな小さいライトが明るさ最大400ルーメンもあります。
ただ、最大照度で使い続けると、すぐ電池がなくなってしまうので、必要な時に利用するとか、照度を落として利用するのが、ハセツネ攻略するために必要なことです。そのへんのさじ加減を覚えるといいですね。
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予備電池 エネループ
ライトを2灯装着しているといっても、結局電池が切れてしまうと、意味がありません。電池の減り具合って、利用している気温などの環境に左右されるところもありますから、初心者は予備電池を必ず携帯しておきましょう。
電池でオススメは、エネループ。僕は充電器セットで購入。普段はテレビのリモコンとか時計とかに利用できているので重宝しています。めちゃくちゃオススメです
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ストック
ハセツネでは、ストックの利用も可能です。ただし第一関門を過ぎてからの利用となるので、それまではバックパックに装着して走る必要があります。ぶっちゃけ僕は、ストックを利用しない派なので、実際に利用した感じとかを説明するのは難しいんですが、友人などからの話を踏まえトレイルランナーに人気のストックはこちら。
ブラックダイヤモンド ディスタンスFLZ
軽くて・丈夫・持ち運びしやすいの三拍子そろった一品。僕もあと1レースでUFMFのエントリーポイントが貯まるので、UTMFに初エントリーする際には必ず買うことになるでしょう。
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参考:ハセツネの競技規則とは
ハセツネの競技ルール。しっかり押さえておきましょう。ハセツネには、オフィシャルサイトがあるので、誰でも見ることができます。背景が黒でグレー文字で書いてあるので、かなり見にくいですが……。どうにかならんのかな、これ……。
ハセツネCUP ルール・注意事項|ハセツネ(長谷川恒男)カップ 日本山岳耐久レース
さて、装備に関するところを引用すると、
● 競技者の必要装備品としては、水2リットル以上(バックパック収納型のハイドレーションシステム)、防寒具兼用の雨具、行動食、ライトを推奨いたします。その他本人が必要とする装備品は制限いたしません。
● ストックおよび杖等の使用は第1関門の浅間峠まで禁止とします。その間は、ストックおよび杖等はザックに装着してください(手に持って走ることも不可)。
となっています。ハセツネの完走を目指す方は、超基本的なことなのでしっかり頭に入れておきましょうね。
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