コノイロトミチ

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【一級建築士】独学を語ろう。学科試験の突破を目指す人へ。

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一級建築士の学科試験を独学で突破したい初学者人向けに、僕の実体験を元に独学の心得とおススメの教材や勉強方法をまとめてみました。

1.はじめに

はじめまして、30代一級建築士rismocoです。

皆さん一級建築士の勉強頑張ってますか。これを見ている人の多くは、これから一級建築士を目指そうという初学者の方だと思います。

恐らく、大半の人が一度は調べるであろう建築士資格専門学校(以下、資格学校)。有名なのはN学院やS学院といったところですよね。あなたの周りにも資格学校に通って一級建築士に合格したという人もいると思います。

それならば、自分も通ってみるかと、資格学校について色々と調べてみると、学科試験だけで資格学校に50~80万円の学費がかかるという事実…。

「こんな多額の学費払うなんてムリ……」

と多くの皆さん思いますよね……。

 

ちなみに、僕の場合ですが、ゴールデンウィークから、約3か月の勉強で一次試験の学科試験を突破。そしてそのまま二次試験の製図を幸いにもストレートで一発合格することができました。たった、一枚の小さな証明書を手に入れるために、これまでにやったことないくらい集中して学習しました。

 

学科は独学ですが、製図は、資格学校です。

製図は短期決戦となり、市販の教材では、準備が圧倒的に不足するので、独学は非常に難しいです。資格学校に通ったほうが圧倒的にパフォーマンスがいいと思います。ただね、学科は要点を押さえれば、独学でいけるんですよ。

ということで、一級建築士の学科試験を独学で突破したい初学者向けに、僕の実体験を元に独学の心得とおススメの教材や勉強方法を解説していきたいと思います。

なお、一級建築士の試験制度について、全く無知であるという方は、下のホームページをどうぞ。受験資格がない方は、試験を受けられませんので、事前にご確認を。

【一級建築士試験 建築技術教育普及センター】

それでは、参りましょう。

2.そもそも一級建築士の学科試験は独学で突破可能なのか。

さて、多くの方が知りたい一級建築士の学科試験は独学で突破可能なのかという疑問。

結論から言えば、学科試験は独学で合格することが可能です。

ですが、多くの人が勉強を始める前に陥る症状…。

どういった勉強をすればよいのか分からない。

これですよね。僕もですが、どうやったら最も効率よく学科試験に合格できるか、初学者には正直分からないんですよ。

大半の人は、周りに流されるまま、資格学校に通うことを選択をしてしまいます。ただ、資格学校に行っても合格できる保証なんてどこにもないですからね。まあ、よくあるのは、学科試験に落ちて、来年も何十万という学費を払って通学をするというパターン…。

これを見ている皆さんは、そんな風にならないようにしてくださいね。

 

前置きが、長くなりましたが、独学で合格するための要点は、3つです。

 ① 勉強時間の確保

 ② 最適なテキスト(問題集)選び

 ③ モチベーション維持

少し長い記事になりますが、どれも大事なことなので最後まで読み進めてみて下さい。必ずあなたのためになる有益な情報が入っているはずです。

ということで、さっそく、解説していきます。

3.勉強時間を確保しないと何も始まらない。

1)時間の確保が可能か

最も大事な「時間の確保」の話。

まずもって勉強する時間がなけりゃ当然受かりません。本当に当たり前な話です。

まず、目安は、一日最低3時間は確保できるかどうか。

もし、あなたが時間を確保できないのであれば、自らが行動し、時間を確保できる環境を作り出すことが必要です。

少し余談になりますが、今の職場が過酷な労働条件である方は、「転職」を考えるのも一つの手だと思います。実際に、僕の身の回りにもリクナビNEXTとかを利用して、転職した友人も結構いますからね……。

今の時代は、第二新卒や20代・30代など年代限定など狙いを絞って転職活動をすることもできるので、転職する側の利便性が非常に高くなりました。

勤務時間や年収などのいい労働条件のものがあれば、アプローチしてみるのもいいと思います。一度きりの人生ですから、新しいチャレンジをしたい人にはおススメです。

とにかく今の時代は、自らが考え、自らが動くというのが大事です。

何も行動しなければ、何も動かないし、人生を変えることができません。主体的に考え、主体的に動く。

後述しますが、資格試験で人生を消耗させるなんて、こんな無駄なことはありません。がっつりハマって、一発で取得を目指すべきなんですよね。

もしあなたが、時間がなく勉強が出来ていないなら、時間を手に入れることから始めべきです。一級建築士の資格を取るためには、まず、ここからですからね。

2)資格学校へ通学するのは、マジで時間の無駄。それに気づかない人が多すぎる問題。

さて、あなたが、一日3時間以上、休日は、丸一日勉強時間に使えるようになったとしましょう。ただ、時間ができたからといって、資格学校に時間を費やすのは、ムダなので止めておきましょう。

というのが、通学時間。資格学校は人口が集中している都市部でしか、受講できません。大半の方は、毎回の通学で往復1時間、遠方は、往復3時間を通学に利用することになるでしょう。

これが本当に無駄な時間であるかということに気づくべきです。この時間を勉強時間にあてることで、大きな差が生まれます。それに気づかない人が、ほんとに多すぎるんですよね。

もっとも効率のよく勉強できる場所は、「自宅」

通学時間・通学費も不要。最も時間を有効に活用することが出来る場所が自宅です。

少なくとも騒音など、物理的な障害がある場合は、自宅から最寄りの図書館などでやるしかありませんが、やはり「自宅で自主学習」を身につけるべきですね。少し続けてリズムがでれば、すぐに慣れますよ。これができれば、かなり合格に近づきますね。

4.独学するためのテキスト(問題集)選びは慎重に。学科試験を独学で突破するためのミソは過去問にアリ。

次に、僕が実際に利用したテキスト(問題集)について、話をしていきたいと思います。最近は、市販のものでも内容が充実しているので、学科試験を独学で突破することも十分可能です。

まず、大前提ですが、一級建築士の学科試験というものは、過去問からの出題(内容をアレンジしてあるものを含む)が大半を占めます。

つまり、一級建築士の学科試験は過去問を完璧に解ける実力があれば、誰でも受かるようにできているんですよね。

こういう前提に立つと、学科試験を独学で突破するためには、テキスト(問題集)選びが、最も重要であることが分かると思います。

なお、どの資格試験でも同じですが、重要なことは、教材の購入費用をケチらないこと

本気で勉強し、最短の一年で一級建築士をパスしようと思うなら、そこ2万~3万の出費をケチるべきではないです。資格学校に通って何十万する学費を支払うよりは圧倒的に安く済みます。これは、冗談ではなく本当に言っておきたい。

とにかく一級建築士は、勉強する分野も多いし、問題の幅が広い。大事なことは、とにかく守備範囲を広げて、どんな問題でも、答えを導き出せる対応力を備えることが必要です。

守備範囲が狭い勉強をしているだけでは、いつまでたっても合格できません。学科試験突破のために、わずか1点に泣くようなことがないように、満点を取るつもりで、浅く広く知識をつけるべきです。

真面目にやれば誰でも頑張れば受かる試験なので、そんな心構えでやってみて下さい。資格学校に通う受講生に負けないように!

1)ヴィジュアルで要点整理 1級建築士受験 基本テキスト

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まずは、テキストです。

実は、市販の教材を調べてみると、基本的な「テキスト(参考書)」がほとんど市販されていないことに気づくと思います。

大手資格学校も問題集は出しますけど、肝心なテキストは市販しません。理由は簡単。問題集を解くだけでは、全く理解が深まらないから。理解が深まらないと、問題がうまく解けないので、受験者は、なかなか学科を突破できない。すると、受験者の多くは、資格学校に通う選択肢を考えてしまうんですよね。

つまり資格学校は、受験者がサクサク学科試験を突破してもらうと全く儲からないんで、テキストは市販しないんですよ。高額な学費の代わりに、手に入れる伝家の宝刀(テキスト)ですね。

ということで、学科試験突破のための第一歩は、問題の理解を深めるためのテキストを入手することです。

 

今回、紹介するのは、ヴィジュアルで要点整理 1級建築士受験 基本テキスト

①計画 ②環境・設備 ③法規 ④構造 ⑤施工と一級建築士の学科試験の分野別に分かれています。図や表が豊富に使われ、ビジュアルで理解が深まるところが特徴。初学者におススメです。

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2)1級建築士学科 厳選問題集・過去問スーパー7・ポイント整理と確認問題

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次に、過去問です。

過去問は、必ず資格学校のものを購入すること。理由はシンプルで、資格学校には圧倒的なノウハウがあるからですね。

おススメは、総合資格学院 1級建築士試験(学科)

 ● 厳選問題集
 ● 過去問スーパー7
 ● ポイント整理と確認問題

別に資格学校のまわしものでもありませんが、総合資格学院のものをおススメします。日建学院よりぶっちゃけ見やすいというのがポイントです。

僕の場合、受験した年度のものは、すべて購入しました。繰り返しになりますが、学科試験の重要なのは、守備範囲を広げて、どんな問題でも、答えを導き出せる対応力を備えることが必要です。とにかく多くの問題を当たる。ホントにこれが鉄則なんですよ。

資格学校に通わず独学である場合は、間違いなく情報量で不足します。それを補うために多くの問題をあたるすることが重要なんです。

ちなみに僕の実績としては、この問題集で125点中、105点で学科突破。市販の問題集でも十分対応可能なので、そこは念押ししておきます。

1点の差で学科試験に落ちて、多額の学費を払って資格学校に行く流れになりたくない人は、問題集はしっかり購入しておきましょう。

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3)建築関係法令集(法令編・告示編)

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最後に、法令集。これも総合資格学院がおススメ。

総合資格学院 建築関係法令集 法令編と告示編

学科試験の法規では、法令集を利用(持込)します。僕が色々な法令集を試してきて、圧倒的に利用しやすかった法令集は、総合資格学院のものでした。

特徴としては、とにかく見やすいし、インデックスによってピンポイントで条文をサクッと引きやすいのでおススメ。法規の試験は、時間との勝負なので、この条文の引きやさは重宝します。

ちなみに「特製カラーインデックス」と「アンダーラインの引き方見本」も総合資格学院に応募すれば、無料で提供されます。これ、初学者にはかなり有益なグッズなので必もらっておきましょう。

少し見た目がガチャピンみたいで、デザインはいまいちですが、それは今後に期待するとして、パフォーマンスが非常にいい法令集です。僕は、実務でも利用していますね。

これまで利用してきた、慣れたものがあれば、別ですが、初学者でどれにしようかと迷っている人は、これで間違いないです。

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5.モチベーションを保つ。その心得とは。

さて、最後にモチベーションの保ち方について。

恐らく、実務を積んでいない初学者は、専門用語の理解からになるので、時間をかけながら、やっていくことになると思います。そして、あまりにも問題を解き進めるペースが上がらずに、やる気をなくしてしまう人もいると思います。

また、気分転換という誘惑に負けて、遊びを優先させ、勉強のリズムが狂い、明日からしようと先延ばしになり、気づけば、今からやっても間に合わない考えが芽生え、来年でもいいかと、自己肯定してしまう人も……。

息切れせず、継続して勉強をやっていけるかということ。これが最もむずかしいことですよね。結局、それは、あなたが信念を曲げずにやれるかどうかということだけです。

僕も、独学で合格した身であり、こんなに一つのことに勉強に時間を費やしたことがないというくらい、本気で取り組みました。なので、この継続することの大変さも身に染みて分かります。

でも、そんな独学者の方に、少しでも気づきを与え、背中を後押しできればと、僕がモチベーションを維持するために、考えてきたことを話したいと思います。

1)一級建築士は、あくまで「資格」。運転免許と変わらない。

一級建築士。

大学在学中、自分が取得するなんて考えてもいませんでした。

一級建築士って本当に、崇高なイメージがあって、いわゆる建築家といわれる華やかな世界に生きる人達のものであると思っていたんですよ。実務経験が豊富にないと、受からないような、大変難しいもので、自分にとって、敷居が高く、合格することなんてムリだろうという先入観で満たされていました。

そんな風に捉えている人って、少なからずいると思うんですよ。

でも、僕の後輩で、建築系の大学から大学院を出て、一級建築士の受験資格を獲得し、次年度に一発合格した奴がいたんですよ。若干25歳。もちろん実務経験はありません。ただ資格のための勉強をして、一級建築士を取ったんですよね。

僕は、その時、一級建築士とはあくまで、自動車の運転免許のようなものなんだと気づいたんです。つまり、一級建築士といっても、運転スキルが超一流の「スーパードライバー」一級建築士もいれば、免許は持っているけど、運転スキルが全くない「ペーパードライバー」一級建築士もいるということです。

もし、大学の時の僕のように、一級建築士に対して、敷居の高いイメージを持っている方は、そういった先入観を捨てて下さい。

あくまで「資格」です。誰でも努力してコツを掴めば、必ず取れます。運転免許証と同じような、気軽なイメージを持ってもらえると、気持ちも少し楽になるかと思います。

2)一級建築士の資格の勉強は、人生において時間の無駄。だから若いうちにサクッと取って、時間を有意義に利用しよう。

前述した通り、一級建築士は、あくまで資格。早めにとって、それを元に実務を経験しながらスキルを磨き上げていくということが最も大事なんですよね。

先ほど、一級建築士は運転免許証と同じような話をしましたけど、例えば、運転免許の試験を、落ち続けるのって、マジで時間の無駄ですよね。運転免許ないと社会で車なんて運転できないじゃないですか。一級建築士も取らないと社会で仕事ができない。それと一緒なんですよね。

僕のまわりには、結局ダラダラ受け続けたあげく、全く合格することができない人が大勢います。あなたの周りにもそういった方いませんか。

よく考えてみてください。

何年も落ち続けることで多くの時間と労力、そしてお金を消費し続けることになるんですよ。これがあなたの人生にとって、どれだけ無駄なことであるか。

それによって当然、モチベーションも下がってくるし、歳をとることで、記憶力も悪くなります。周り資格保有者も増えてきて、どんどんプレッシャーも大きくなっていくことでしょう。

今年、必ず一発で合格するんだという初動を大事にして、本気で取り組むべきです。ぶっちゃけ、資格の勉強なんて人生においては、無駄な時間なんです。一度しかない人生。資格取得に費やす時間は短いほど、いいに決まっている。

正直なところ、義務教育で学んだことが社会であまり役に立たないように、一級建築士の資格の勉強が実務において、全てが役立つものではありません。資格の勉強の過程で覚えたことなんて、一年くらいで大半は忘れてしまいますしね。

つまり、ここで伝えたいことは、

● 一級建築士は、誰でも取れる。普通の資格。
(自分でもできるという意識)

● 資格の勉強をダラダラ続けない
(資格で人生を消耗しない)

ということです。この考え方を基本に毎日集中して勉強に取り組んでいくことをおススメします。

6.独学で受かるための具体的な勉強法

1)もっとも大事なことは、試験日当日にどれだけ記憶に留めておけるか。

一級建築士の学科突破するには、結局のところ、試験日当日にどれだけ問題集の内容を記憶としてとどめておけるかということになります。

例えば、試験日から一か月前に何も勉強しない状態が続いたら、これまでにせっかく覚えたことを忘れてしまうじゃないですか。スポーツとかでも試合前の一か月何もしなければコンディションが落ちてしまいます。普通に考えて当たり前ですね。

なので、試験日までに、どれだけ問題集の内容を繰り返し解くことができるかがとても重要です。特に、残り2週間で一通り過去問を解く勢いでやると記憶の鮮度が高くなり、試験で実力を発揮しやすくなるでしょう。

ちなみに、試験当日までに問題集を何回くらい解けば、合格ラインにたどり着くのかという疑問があると思いますが、経験上、目安としては、4~5回くらい問題を繰り返せば、普通の人は、大半は覚えてしまえると思います。

2)資格勉強の最大のポイント

大事なポイントは2つです。

① 問題集(科目別)を解くのにどれくらい時間がかかっているかを知ること

② 問題を理解せずとも、反射的に解けるようになること

この2つです。

 

①について

まず、問題集(科目別)を解くのにどれくらい時間がかかっているかを知ることが、重要です。だって、試験当日までに、どれくらい問題をこなせるかって全く分からないじゃないですか。

これをやることで、試験当日までのスケジュールを具体的に詰めることが出来るんですよね。なので、勉強した日付けと科目と進んだページ数と勉強時間を表でメモしていくんです。面倒がらず記録を取ることが大事です。

すると、1科目を一通りやるのに〇時間かかっていることが見える化できます。視覚的によく分かるんですよ。これが本当に大事なんですよね。

まず、一回目。すべての科目をやり通すのにめちゃくちゃ時間かかりますよ。そして、恐らくめちゃくちゃ時間がかかり過ぎて挫折しそうになると思います。でも、やる。やらないと受からないので。

次に二回目、ああ、一回目の記憶がうっすらと、なんとなくやったなあという感覚がありながら、大半の問題を間違えつつ、本当に自分が受かることができるのかと思いながら、やり通すと、一回目よりも、時間の短縮ができていることに気づくはずです。

そして、三回目。三回目ともなると、記憶に問題が刷り込まれていて、大半の問題について、なんとなく解けるようになると思います。そして、二回目よりも、かなり早く、問題を解けるようになっていることに気づくはずです。

そして、ここからが勝負ですよね。三回でようやく試験日に向けての基礎ができたような感じです。

ここで、ここで試験日から逆算した残りの勉強時間で、しっかり勉強計画を立てることが大事なんですよね。すでに三回もやっているので、おおよそ科目別に問題を解く時間がどれくらいなのかという目安ができると思います。

後は、残された時間を使って、4回、5回解くなり、よく間違える問題を中心に解きまくって、隙がないように武装する。そういった作業になります。

ただし、試験前には、必ずすべての問題を解くようにしましょうね。前述した通り、試験当日に、覚えているか覚えていないかというたったこれだけで決まります。試験前にあんまり頻出でない問題などを中心にやっていても意味がありませんからね。

 

②について

問題を理解せずとも、反射的に解けるようになること。この感覚がめちゃくちゃ大事なんですよ。あくまでペーパー試験なんで、試験当日に、理解していなくても解ければそれでオーケーなんですよね。

細かく理解しようとするから時間がかかる。反射的に解けるというその訓練が最も大事なんですよね。一級建築士の試験は実務を経験するものではないんです。建築実務は、社会で学ぶ。ここは、しっかり割り切りましょう。

ちなみに一級建築士の初学者が、問題集の内容を全て根本から理解するなんて、無理です。そもそも、そういうものだと捉えておきましょう。これって相当の実務経験がないと不可能だと思います。

一級建築士の学科試験においては、計画・環境 設備・法規・構造・施工という建築の幅広い分野を学ぶんですが、基本的に、実務をやり始めると、そのうちのどれかの分野をやるという人が多いと思います。

すべての分野にまたがって実務をやっている人なんて、ホントいないと思いますよね。建築設計は、意匠・設備・構造別に事務所があり、法規は建築確認検査を行う特定行政庁や民間確認検査機関、施工は、各業種別の専門業者が行う時代。現代は、専門性が高いものばかりなので、分業化されている訳なんですよね。

当然、もう、普通に考えて、すべての分野を経験する人なんてほとんどいないんですよ。

問題を完璧に理解するという姿勢は大事なんですが、それに没頭するあまり、効率よく勉強することができないという事態は絶対にさけなければなりません。時間は有限です。

なので、なんとなく、こういうことかなという理解の中で、反射的にサクサク解けるようになるということが、非常に大事です。

一級建築士で学んだことが、実務で役立つことなんてのは、ほんの少しです。あくまで資格試験。なんとなくの理解でよいです。しっかり、問題を解く回数を増やし、反射的に答えを導き出せるような訓練をするようにしましょう。そうすれば、必ず受かります。

結局は、解く、正誤確認、記憶。解く、正誤確認、記憶。これだけです。めちゃくちゃシンプルですよね。 

早く一級建築士の資格を取って、独立して自分の理想の建築を追い求めるのもいいし、今より労働条件のよい会社に転職するのもいいし、色々な選択肢が広がるということを知ってもらいたいんですよね。

7.一級建築士を取得すると周りの見る目が変わる。この資格を活かすも殺すもあなた次第。

一級建築士の資格を取得することは、当然まわりの見る目が変わります。僕の実体験からいくと、分かりやすく言えば、周囲から、色々と建築に関する質問を受けることが多くなりましたね。

もちろん、建築の専門的な知識はすべて習得しているという感じで質問してくるんですよね。いや、だから取ったばっかでペーパードライバーだっちゅうに…。でも、頑張って応えなければなりません。一級建築士ですからね。

運転免許と同じような例えを繰り返しましたが、まさにその通りだと思います。だって、運転免許があれば、どこへだって旅に出かけることができるじゃないですか。それと同じだと思うんですよね。一級建築士の資格って。

どこだっていけるし、スキルを身につければ、著名なF1レーサー(建築家)にだって、なれるわけなんですよ。本当に夢がありますよね。この資格を活かすのも殺すのも、あなた次第。やる気と方向性だけ間違わないようにすれば、たのしい建築人生が歩めるはずです。

僕は、今、建築設計・監理の仕事をしています。小規模な建築物ばかりですが、やっぱり建築は楽しいですよ。

ということで、一級建築士の初学者の皆さん、頑張ってください。何をやればよいかということを考え抜いて、周りに左右されずやり通すという信念をもってくださいね。ここに書いたことが学科試験を独学で突破するために少しでもためになれば幸いです。

まとめ

一級建築士の学科試験を独学で突破したい初学者人向けに、僕の実体験を元に独学の心得とおススメの教材や勉強方法をまとめてみました。

これから一級建築士を目指す方へ、少しでも手助けになれば幸いです。